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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091010-00000043-mai-soci10月10日15時1分配信 毎日新聞 02年9月に愛知県瀬戸市の山林で見つかった遺骨が、当時行方不明だった女性のものだったことが愛知県警の調べで分かった。精度などが飛躍的に進歩したDNA鑑定が、7年ぶりの身元確認につながった。女性の家族は「ようやく葬儀を出せた。長年にわたり協力してくれたみなさんに感謝したい」と話している。【福島祥】 身元確認されたのは同市片草町の水谷とめさん(当時85歳)。水谷さんは01年11月14日、自宅から姿を消し、家族が県警瀬戸署に捜索願を出した。 10カ月後の02年9月、近くの林で白骨化した遺体が見つかった。同署は水谷さんではないかと家族に確認を求めたが、決め手がなかった。長男多見夫さん(62)は「遺骨が小さく感じ、母とは違うのではないかと思った」と振り返る。 事態が動いたのは今年9月。未解決の失踪(しっそう)事案を整理していた瀬戸署の担当者がDNA鑑定を家族に打診。多見夫さんら子ども3人が自分たちの唾液(だえき)を提供し、鑑定の結果、遺骨は水谷さんと確認された。死因は特定されていないが、遺骨の状況などから事件性はないとみられ、多見夫さんは「高齢だったので誤って転んで死亡したのかもしれない」と推測している。 県警科学捜査研究所がDNA鑑定を本格導入したのは02年。科捜研によると、当初は機材が足りず検査技術も十分でなかったため、DNA鑑定は殺人など重要事件に限定され、同年の鑑定件数は27件にとどまった。その後、検査技術が向上したことに加え、06年には一度に16検体を鑑定できる最新機器を導入。08年の鑑定件数は導入当初の約54倍の1447件に達した。 DNA鑑定は事件捜査のほか、行方不明者の身元確認に用いられるケースもあり、今年1〜9月末の鑑定件数は1583件と既に前年を上回る。科捜研は「DNA鑑定の信頼性が高まると共に分析の体制が整い、より幅広い事件で使われるようになっている」と話している。
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