これまで鉄道沿線でプリパン調査をしたのは京王・東急・京急・西武・東武・相鉄・北総・横浜地下鉄・都営地下鉄・都区内JRで、大手私鉄だと小田急と京成が残っている。この2つは、京王と合わせて「3大フリーきっぷを出さない鉄道会社」(今名付けた)なので、年末年始まで待ってみたものの、結局出さないので仕方なく一区間一区間運賃を払って乗ることにした。京王は絶対出さないと思っていたので6・7月に早々とやってしまったが、小田急・京成も区間限定でいいから何か出して欲しかった。今日はそんな小田急沿線から35店。
6種 … ダイエー(向ヶ丘)[メロンパン・クロワッサン・クレープ・イチゴケーキ・チョコドーナツ・ゴールド]
3種 … グルメシティ(町田)[クロワッサン・クレープ・チョコドーナツ]
1種 … サティ(新百合ケ丘)[チョココロネ]
1種 … ライフ(向ヶ丘遊園)[ゴールド]
0種 … イトーヨーカドー(相模原)・オオゼキ(下北沢・祖師谷大蔵・千歳船橋)・小田急OX(梅ヶ丘・小田急相模原・経堂北口・狛江・新百合ヶ丘・成城・祖師谷・千歳船橋・鶴川)・カズン(成城)・コープとうきょう(祖師谷)・サミット(喜多見駅前)・三和(百合ヶ丘)・成城石井(成城)・西友(町田)・大丸ピーコック(経堂・下北沢)・東急ストア(町田・向ヶ丘遊園)・トップ(豪徳寺)・マルエツ(柿生・鶴川)・マルマンストア(代々木八幡)・メガドンキホーテ(町田)・ゆりストア(柿生・百合ヶ丘)・ワイズマート(梅ヶ丘)
沿線のスーパーを回っていて感じたことは、とにかく
物価が高い。さすがは東急と並んで所得水準の高い地域だけあって、駅前のスーパーも「高くてよいもの」を扱っている。小田急OXは電鉄系スーパーの中で最も「プリパンの匂い」がしないスーパーで、プリパンの匂いどころかヤマザキパンの匂いもしない店があった。こういう店は食玩も置いていない。「高くてよいもの」を扱うスーパーの代表として成城石井があるが、オーケーやトライアル、ベイシアの対極にあるこの店、物価がひどく高いにもかかわらず、所得水準の高い(推定)客がごった返していた。プリパンもバンダイの食玩も置かれるはずもなく、こっちがなんか肩身の狭い思いをした。前にテレ東のワールドビジネスサテライトだかで見たが、これも高級スーパーの北野エースが、「安売りだけじゃダメなんだ」と自社のあり方を説いていたが、これはそれについてこれる所得水準の高さがあって初めて成り立つ話である。その点、小田急沿線は今、成城石井に買い物に来ている客らが健在なうちは安泰であろう。
こういう沿線にあると、ダイエーが激安スーパーに見えるから不思議だ。プリパン6種あるうち2種が売り切れ、残り4種も各1個ずつしか無かったが、これは沿線のプリパン難民が買いに来るからかしら。3種買って残りはチョコドーナツ1個だけになっちゃったけど、幼女のみんな、すまん。ただ、この店のプリパンの台紙はフレプリのもので、なおかつシンケンジャーパンの台紙の上にポケモンパンが乗っていたのがマイナス点。ゴセイパンは無いし。
あと、ダイエーとIYでおもちゃ売り場も見てみたが、特に在庫処分的な動きは見られなかった。お年玉を当てにしているのだろうが、プリキュアは正月の時点で残り1ヶ月だということを考えなくてはいけないので、この点2月始まりというのは微妙である。いっそのこともう2ヶ月ずらして12月始まりにすれば、クリスマス・正月に爆発的に売れるのでは。クリスマス話を始まってすぐにやらなければいけないという難点があるけど。
今回のキャラクターパン販売状況
アンパンマン17店/35店(49%)、ポケモン15/35(43%)、プリキュア4/35(11%)、ゴセイジャー1/35(3%)
品目別取扱店数(通算)
メロンパン126/チョコドーナツ95/クレープ78/クロワッサン76/イチゴケーキ64/2色パン53/ミニゴールド43/チョココロネ26/ふわふわパン24/スティックパン16/ドーナツBOX3
ポケモンよりアンパンマンのほうが多い、50%を割っている、という2点で都会の条件をクリア。
今回の食玩半額セール
30%引き…ライフ向ヶ丘遊園店でスイーツデコケースが3個(黄3)
30%引き…ライフ向ヶ丘遊園店でポップンデジタルが1個
20%引き…西友町田店でチャームマスコットが1個(黄1)
20%引き…西友町田店でフラワータクトが6個(赤1青5)
20%引き…西友町田店でまぜまぜキッチンが10個
これだけ。半額処分は無かった。それどころかバンダイの食玩自体置いていない店も多かった。こういう地域だとコンビニやドラッグストアのほうがかえって置いていたりするのかね。
今回のアソート比考察
チャームマスコットの調査15回目(取扱2店)
赤0 青0 黄3 紫4(総計赤142 青42 黄402 紫395)
しぶとく残っている店が2店のみ。売れ残りは当然黄と紫のみ。
プリキュアきせかえおしゃれにチェンジ!調査13回目(取扱1店)
赤2 青1 黄4 紫6(総計赤55 青21 黄270 紫235)
自宅近所のスーパーで、発売以来ずーっと売れ残っていたマリンが先週ようやく売れたのだが、より都会で食玩もろくに売っていないこの小田急沿線でまさかマリンを見るとは。
キューティーフィギュア3の調査6回目(取扱2店)
赤1 青1 黄2 紫2(総計赤237 青125 黄79 紫155)
6回目にして取扱い店数が激減した。もっと郊外で調査しないと取扱い店数は増えないな。
マスコットSuper!の調査3回目。取扱い7店。
赤19 青18 黄14 紫13
30:28:22:20(もとの比率30:30:20:20)
売れ残り率
赤 19/30(63%、前回まで82%、100%)
青 18/30(60%、前回まで95%、67%)
黄 14/20(70%、前回まで71%、100%)
紫 13/20(65%、前回まで76%、100%)
ということで、まともに調査になったのはこのスーパー版マスコットのみ。前回とはうって変わってマリンが率でも数でも1位になった。といってもどんぐりの背比べで、ほぼもとの比率通り売れている。もう少し見てみないと正確なところはわからないが、ハートキャッチの「賞味期限」があと1ヶ月なため、処分も早そうな気がする。
「百合ヶ丘」駅前の「ゆりストア」。ゆりファンにはたまらないだろう名前だが(隣には「ゆり開発」の看板!)、残念ながらプリパンは無いし食玩もうらないカードガムしかなかった。
ちなみに今日買ったプリパンのプラペタシールはNo.32・37・38の30番台3枚と、プリパン・食玩販売率の低さもあって、何のために高い運賃(小田急だけで2000円以上)払って乗りに行ったのか分からないという事態になった。No.49が出ていれば救いだったのだが。

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